ろな

読みやすい。
宣伝でお見かけして、なんとなく読んでみたのですが、正直、“お惚けヒロイン”と表紙にあったので、また同じようなヤツか、と期待はしてませんでした。

確かに、主人公はよく物思いにふけりますが、そこまで酷く長ったらしい妄想はしないので、私は読みやすかった、という印象を受けました。

可愛い女嫌いの男の子という設定もありがちではありますが、そこにSっていうのを加えたのは、作者様なりのアレンジだな、と。

櫂の普段と真面目になるとことのギャップも個人的にはいい、と思いました。


題名からしてシリアスものだと推測していたのですが、アップテンポなコメディ調で話が進む部分も多く、かといってノロノロとギャグだけをやっているのかというとそうではなく、ちゃんと進んでいて、イライラすることなく読めました。


まだまだ、謎に包まれた部分もあるので、楽しみに更新を待とうと思います。

星は期待をこめて四つで。