空央

色々考えさせられ、ラストはとても温かい。
主人公である翼は怪我で病院に入院し、そこで発作を起こしてしまっている陽菜という少女を助けます。

そんなことからこの物語は始まります。

陽菜との出逢いで翼は見る世界が少しづつ変わり、素直で純粋、そして一生懸命に生きていこうと元気いっぱいの陽菜に心打たれます。

四季の流れと共に二人の絆は深まり、翼の仲間も混じって“毎日”を楽しく過ごしていく……。

様々なエピソードが物語を盛り上げています。

とても温かく、ラストは様々な想いになりました。

文章もとても読みやすかったです。

命の大切さ、“今を生きる”ということ。

作者さんの伝えたいことがじんわり伝わりました。

ぜひ読んでみてください。