Y.N

雨の日
短編作品ですが、十分読み応えがありました。短いページ数に上手に収められています。

まったく関わりの無かった二人が、雨の日に出会い、やがて親密になっていく。
思わず、ゆっくりと綺麗な読みやすい文章でつづられる物語の中に引き込まれてしまいました☆
傘という小道具もいい。
年下の翔くんも、すごく魅力的です。

若干、少し先の展開が読めてしまうかな……と感じましたが、主人公の心理描写の上手さに、先を読む手が止められませんでした。

あとがきでも書かれてましたが、まひるの過去のエピソードとは、文中でもあった『必死で忘れたはずの数年前の出来事』でしょうか?

個人的に超気になります。笑
また別の短編としていつか書かれたら教えてくださいね~(^^)!!