運命
まさに運命という言葉がぴったりの物語でした。

柚樹と理子という挫折から這い上がっていく二人の絆と別れ。

しかし、ちょっとしたことで再び再開し、理子のために柚樹の決断。

そして、運命…

理子が最後に感じた運命に、すごく感動しました。

これを悲しいラストだと思うには、あまりにも素晴らしい最後で、心が痛くなります。

ドナーについて奇跡という言葉を使っていますが、やはり運命だったんだと思わしてくれる最後の理子の想いに読み終わった今でも切ないです。

心を揺らす物語をありがとうございました。