シュールでどこか懐かしい風景
ケータイ詩♭応援Project!の藍です。

全体の感想ですが、うりさんならではの世界がつづられていたと思います。
旧文体を使うことで、戦前のようなレトロな雰囲気もかもし出されています。

全体を通して、ひとつの作風で固めており、詩集というくくりで見ても、よくまとめられていました。

この空気感に、うりさんが「何を伝えたいのか」を上乗せすれば、もっと心に響く詩となることでしょう。
ただなんとなくつづることも時には必要ですが、それは読み手にも伝わってしまいます。
あの手この手をつかって、最後まで飽きさせない工夫をしてみましょう。

最後に一点、
この統一された作品群の中に、ポツンと「ホットケーキ」「ハンドクリヰム」など、近代的で生活感のあるものが登場します。
少し異質に感じるかもしれません。
また、旧文体については、正しく使うか、全てにおいて反映させるか、統一しましょう。
(ホットケーキもホツトケヰキにするなど)

これからも、素敵な詩をたくさん残して下さいね。