ろな
負け戦
楽しませていただきました。
登場人物が個性的でおもしろかったです。悪役もほんとに悪役っぽく、中途半端じゃなかったところもよかったなと思います。
美華の女王様っぷりもさることながら、凪のサバサバした性格にもすごく好感が持てますし、この2人の会話は面白いし、和めます。
“どっちが先におちるか”をテーマにした小説は最近よく見かけますが、この作品はキャラに工夫が加えられており、このテーマでも“ありがちな話”という印象を受けさせません。
ただ、1ページの文字数が少ない。
印象づけたいシーンはそうせざるを得ないこともありますが、本とは違い、次のページにうつるまで携帯などでは時間がかかるので、しょっちゅうページが変わってしまうと煩わしさを感じてしまいます。
でも、ストーリーはすごくおもしろかったです。
長々と失礼しました。