遠野ましろ
クロい、クロいです
直近のレビュー経由で拝読。
『Un Happy Birthday』
→ややパンチ不足。
類似ネタを立て続けることへの抵抗感を。
『醜い愚か者の物語。』
→一番好きです。
人間の醜さ、P.14~のグロ描写!
クロいグリム風な皮肉のオンパレが利いてます。
P.28は『!』を省いた方が。
『No Regrets Of My Life!!』
→思わせぶりに騙されました(笑)
“素敵な考え”言い回しが上手。
『三匹の仔豚』
『あれ、何でだろう、落ちていく』
→とにかく笑いました、救いのなさ。
文体からして作者は若い方なんですが、よく描かれたなぁといった印象。
アンモラルを。
前提覆す世界を。
この作風好む方には『断章のグリム』がお勧め。
擬声語の扱いも勉強になります。
時に、人権尊重とモラルハザードを混同する人を見かけますが(例の知事もそうなのですかね)、不道徳から学ぶ道徳もあるのでは?
モラル求むならば、下界遮断し聖書のみ手に生きればいい話。
経典は得てしてグロテスク狂気含むものですが、さあ、
どうするのでしょう?