巧みで魅せる詩
まだまだ粗が目立ちますが、それを気にさせない程の巧みな言葉遣いと確かな技術、人の深層心理に深く溶けこむ天性の才を備えていると思われます。詩のサイトの中でも私が知り得る限りでは一番の出来。ページを捲れば捲る程その才能は開花し、私も思わずレビューに参加してしまいました。読み返せば読み返す程に作者の描いた仕掛けにハマり、気付けば切なさに胸を締め付けられる。
『恋愛』『メンタル』『童話詩』『踏み出す』『その他』の５つの項目の中でも特に私はこのBOOKを推したい。童話詩もかなり興味深かったですが。
若さ故の粗と揺らぎ…これが取れた時この方は如何に素晴らしい作品を作り上げるのか、今からが楽しみでなりません。
星を５つ付けなかったのはその将来性を期待してのこと。頑張ってください。