SHOW
どこにも無い渋谷の街
今、渋谷で喫茶店といったらスタバとかの大手チェーン店が主流で、なかなかこういう小じんまりとした店はなくて、あるとしたら山手通り渡った向こう側の駒場とか、中目黒のはずれ、あるいは時代を遡り、70年代の道玄坂、歌手の遠藤賢治が猫のアルファアルファとカレー屋をやっていた時代かな。
渋谷まで無理すれば歩い行ける距離に住んでるもので、そこが多少違和感があるんだけど、この際取材なしで押し通してしまいましょう。
シティハンターの新宿歌舞伎町だってかなり非現実的なんだし。海ちゃんの喫茶店とか。
不思議な感じの小説です。
まだ始まったばかりなんで、主人公や少年マスターの過去や悩みなんかがまるでわからず、ツッコミしようがないんだけど、展開次第によってはとても面白くなりそう。
100ページ以降に期待です。