逢崎 奈零

きっとこれで最後。
真琴はひょんなことから東野君と仲良くなる。しかし彼の視線の先には、別の女の子が。それを知りながらも真琴は彼に惹かれていく――。


すごく共感できて、すごく切なかったです。自分の好きな人には好きな人がいて。でも変な関係になりたくないから、告白する勇気が持てなくて。ただ好きな人が別の女の子を想っているのを見つめることしか出来ない…。

真琴のすべてが自分と重なって胸が締めつけられました。

最後は急接近したものの、告白をせず自分自身の気持ちにケリをつけた真琴。そんな真琴の心中を勿論東野君は知るはずもなくて。

最後2人手をつなぎ見上げた星空はどれくらい綺麗だったのかな…?と想像して、また切なくなってしまいました。

素敵な作品をありがとうございました。