琴音

優しい
この小説は最初、切ないと思ったんです。


けれど本当は、命の大切さ、尊さ、自分はこの世に一人しかいないということ、心配してくれる人がいる。


そんなことを伝えたかったんじゃないかと思います。



――私は、私が思っている以上に人に愛されている。


そう思わせてくれる小説でした。