ラリコ

秀作
読んでいて引き込まれますね。視点もしっかりと固定されていて読みやすかったです。
ただ、根幹となっている「くまさんの謎」に私は疑問を持ちました。もともと完全解決している問題ではないのですから、「謎が解けたら付き合う」ということは成り立たないですよね。明確な答えがない以上、個々が考え出したものは「一説」ではあれど、決して不正解にはなりませんし。ですから謎を解くという言葉には語弊があるように感じました。

作者なりの結論がどうなるのか、楽しみにしていますね。