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森山満穂
2021年5月24日
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つよくて、よわくて、やさしい、きみへ。
きみは僕の正しい光【完】
/今嶌ろね
幼馴染みの那由多は知恵遅れで、頭のネジがひとより3つも4つも足りていない。だから幼稚園の頃にまだ言葉も喋られなかったし、やっと喋られるようになったのは小学生に上がってからのことだった。それが理由で周りから揶揄われるのを、私はいつもかばっていた。だから那由多は私に懐いたけれど、同時に私は那由多が嫌いになった。那由多はバカなくせに見目が良くて、からかわれても笑っている。それが実に私の癪に障るのだ。
文芸
完結 30ページ
知えちゃん、きみはぼくの正しいひかりだ。
29ページより
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