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蒼凪美郷
2022年3月28日
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呼び掛けると、千登世は微笑んだ。幸せそうに微笑んだ。不幸のど真ん中で。
狂い咲きの紅椿
/東川 カンナ
「軽蔑する? 愚かだと、憎らしいと、阿婆擦れだと、ねぇ、どう思ってらっしゃるの?」 「…………貴方、私に済まないと思っていらっしゃる?」 「ねぇ、貴方の愛した私はまだどこかに、貴方の心の片隅に残っているかしら」 これは復讐。彼女の、完璧な復讐。 「俺は君を守らなかった。助けなかった」 だから俺は、彼女のする全てを受け入れなければならない。
歪んだ愛
完結 3ページ
視線の先には、ただただ流れ出した赤に染まった庭がぽかりとあるだけ
3ページより
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