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「愛して、愛される。ゆいかが俺に気持ちを表すほど、俺の中の狂気もゆいかを守りたい気持ちに変化した。
だから、別荘であーなった時、自分がゆいかに手を出して無かった事実に安心した。俺のこの狂うほどの独占欲も、あいつは受け入れてくれてる。まあ、あいつに何かあって俺がどうなるかは考えたくねえが、要するに・・・」

隼人に向き直って強い意志で言う。

「守りゃーいい話だ。」

口角を上げて、信頼する右腕の肩に手を置いた。
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