by
「古淵さんに先にお伝えしてたら。誰かに尋ねられた時、隠そうとしてくれるでしょう」

「ま、まあ頑張るけど。でも俺本当そういうの下手だからなあ…穂高、隠してて良かったよ俺に」

「古淵さんはそこが良いんです。誰かに無理に嘘つかせるの申し訳なくて、ずっと言えませんでした」

「お前は、俺を口説こうとしてるの??」
73ページより