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れもん。
2022年10月23日
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来世というものがあるなら、お前の隣には生まれないようにするよ。
長い夜明け
/藤川 巴
俺と崇人は二人で一つだ。一人なら知りもしない大人の前にいるのはつらかっただろうが、俺たちは二人だ。どんなに理不尽な目に遭っても、俺たちはうまくやれる。けれどお前にとっての俺が邪魔な存在であったなら、俺はどうしたらいい。
ショートストーリー
完結 17ページ
崇人にとっての邪魔な人間を消して、ようやく夜明けが来るのだ。秋の夜は長く、きっと崇人は眠れぬ夜を幾度もやり過ごしてきただろう。
だが夜は明けるのだ。
「おめでとう、崇人」
15ページより
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