俺と崇人は二人で一つだ。一人なら知りもしない大人の前にいるのはつらかっただろうが、俺たちは二人だ。どんなに理不尽な目に遭っても、俺たちはうまくやれる。けれどお前にとっての俺が邪魔な存在であったなら、俺はどうしたらいい。



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俺なんかよりもずっと才能のあるお前の朝焼けのような光を、俺の蛍光灯のようなくだらない光がかき消してしまった。


だからその光を、崇人に取り戻してやろうとしただけだ。



朝が来る。


もう二度と長い夜に脅かされない、眩い朝が。