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by
ひなた
2023年2月26日
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曖昧さに滲んでいく。私は私を何でもない場所に置き去りにして。
薄明に属す
/上條 一音
「よろしければ頂きたいです。貴方の初めてを」 その雨の日、私は常連客であるマスミさんの初めてを1万円で買った。
オトナLOVE
完結 216ページ
日が暮れていく。落日が空を薄紫に染め上げていた。夜明けとも夕方ともつかないこの空の色が一番好きで、一番悲しい。
89ページより
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