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ふっと笑ったかと思えば、すぐに私の耳たぶまで唇を移動させて低い声で言った。「好きな色は青、血液型はABで、好きなものは、美月」「っ」「満足?」ずるい、ずるい、ずるい。なんでそうやって余裕そうに笑いながら…そんなずるいことを言うのだろう。「もう一つ、」「うん」「なんでしないの」「…何を?」私は勇気を振り絞って聞いた。「セックスだよ!」もう顔なんて絶対に見せられないよ。だって絶対真っ赤だろうから。