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by
蘰馨
2024年1月13日
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「貴方と一緒に、鬼にして」「……絶対に、離れんな」
ただ儚く君を想う/壱
/桜樹 璃音
双子の兄を不思議な事件でなくした、璃桜。 いつも、不思議な夢に、呼ばれる。 桜の花びらに導かれ、たどり着いた先は、文久3年―――――。 そこで璃桜を待っていたのは。 「貴方と一緒に鬼にして」 「……絶対に、離れんな」 時代の先で待っている艶やかな声に。狂おしいほど切なくなる。 儚き運命は変えられない。だけど私は貴方を護りたい。 笑いあり涙あり、新撰組の物語。
時代・歴史
完結 397ページ
ひらりひらり。
桜が、舞う。
しゃらりしゃらり。
簪が、鳴る。
その奥に微かに見える、漆黒の貴方は。
一体、何を探しているの。
1ページより
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