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俺たちが探してるって、あいつなら分かってた。あんなにも探してたあいつが、戻ってきたかと思えば、もう俺たちがいない”その場所”に居座ろうとしてやがる。俺たちはもう、そこ(鬼龍)には居ねぇのに。俺たちにとったら、一生を賭けてでも探し出したかった人間。けどソイツにとったら、俺らなんてその程度の人間だった。