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枯 個々
7月11日
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燃えている、もういつからかずっと
いつか睫毛が溶けてもいいように
/手鳥
「人間性はよくても、いっしょに何かをしたくない」「そんなことある?」「会いたくない気持ちも優先してほしかった」「都合よく電子レベルに分解できてくれ」「許せない。だけど努力しようとしてくれたことは、分かる」「大事ですよ、情け」 目元だけがうっすらと見えていて、なにものからも隠れているようだった。
浅く笑いかけたあと、イマジナリーマブダチとはあばよした。何の参考にもなりゃしなかった。
12ページより
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