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春名七虹
9月15日
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雨を吸って濡れていく遊佐の袖口が冷たくてうれしかった。
君の泉
/中山史花
「ぜんぜん減ってないじゃん」「遊佐、飲んで」わたしたちは二匹の犬になって、適当にかわいがられつつ、日向ぼっこでもして暮らすのだ。「いつ見てたの?」「ずっと見てたよ」
ショートストーリー
完結 10ページ
いずみが大きな犬なら、わたしはなんだろう。おんなじ犬になりたい、とわたしは思った。わたしたちは二匹の犬になって、遊佐に適当にかわいがられつつ、日向ぼっこでもして暮らすのだ。
8ページより
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