何が愛か知らない、正解なんか分からない。だけど2人で作ったあの空間だけは、紛れもない愛の形だった。
泣いても泣いても何も変わらなかった。
手探りに身体を抱き寄せては、
形もない愛なんて物を確かめあったあの日にも
先なんて分かりもしないのに、
不確かな未来に僅かに期待したあの日にも
もう、戻ることなんて無い。
私達にはまだ、早すぎた。