誰かを愛することに憧れていた。

作者林檎

失うものの怖さを知った今、いつかまた誰かを愛せるのだろうかと、少女は心の中で呟いた。信じることの出来ない私を、貴方は信じていてくれたのね。

彼女は、、


彼は、、、


何かを、いや、誰かを


ずっと探していた。




自分を満たす、誰かを。