彩(あや)は女子校に通う高校3年生。幼馴染の蒼祐(そうすけ)に片想いをしているが、関係を壊すのが怖くて言葉にできず…一方の蒼祐も、彩のことが好きなものの、恥ずかしさから避けてしまう、本当は両想いなのに、素直になれない二人は、どんどんすれ違っていって____
「すき」って言いたくて
でも怖くて言えなくて
つい、嘘をついた
_____「彩ね、クラスに、好きな子いるんだあ」
一度ついた嘘は、どんどん膨らんで、
そのうち、どの言葉が本当の気持ちなのか、
自分でもわからなくなってしまったんだ。