圧倒的フィクションで全てを持つ天才を作って暴走族の姫にしたら、きっとこうなる。



世界の大富豪ランキングに毎年トップ20入りする日本屈指の財閥、北条財閥のご令嬢は大変有名。



北条 椿



規格外の経歴を持つ彼女の名を知らぬ者は社交界には居ない。



才色兼備の名に相応しい、カーストのトップに君臨する彼女は一度見て聞いたら何でも覚えてしまう天才だ。



故に。



「大丈夫も何も。お宅の敵の大将さん含めて167人、3分足らずで気絶させたわよ。


それにしても…こんな弱い男達相手に私を守るだなんて貴方達正気の沙汰とは思えないわね。」



「暴走族のお姫様って守られるのが仕事だと思ってたのだけど…強すぎて守られるより自分のことをが倒したほうが早い場合は如何すればいいかしら?」



「格闘技全般黒帯になったのは自分を守るためだったのだけれど、こんなことなら習得しないほうが身のためだったのかしら。」




「人生一度きり、世界の財閥令嬢が暴走族の姫になったって誰にも文句なんて言わせないわ。」




「暴走族の姫のメリットは2つしかないのよ?終わりかしら不良さん。」




濡鴉色の髪を靡かせ彼女は今日も、征く。