華鳥風月

作者

「沈むのが好き?飛ぶのが好き?」それはそれは危ない街でその質問に応えると、たちまちその者は瀕死で見つかると言う。そんな噂の女。
「…ふふふ」






「あなたは沈むのが好き?飛ぶのが好き?」


その女と目を合わせたら



「…あら、弱いわね。ふふふ」




忽ち沈められ、空を舞わされる。




「私は…どっちも嫌ね」



だって、





痛いことは嫌いだもの。