私の彼氏はかっこいい。だからどれだけ他の女の子と仲良くしていてもただ私はあの日、あの時生きる力をくれた君を追いかけることしかできなかった。
いつも一番星を追いかけていた。
毎日当たり前のように微笑んで頭上を照らす月には目もくれなかった。
だから気づかなかったんだ。
月の後ろで君が静かに泣いていたこと。