ごめんね流れ星

作者冬太

魂のほとんどが壊死しちゃってる高校三年生の女の子、夜宵ちゃん。そんな夜宵ちゃんが今日も必死に魂を燃やすのは、愛すべき彼女の神様が、隣で無邪気に笑っていてくれるから。神様の隣だけが、夜宵ちゃんの天国でした。

二人の少女の間で生まれてしまった、未熟な宗教のお話です。

蛾は炎を月と勘違いして近づき、あっけなく燃えてしまいます