私の意思とは関係なく、手が、指先が、小刻みに震える。
慌てて震えを止めようと、私は自分の頬にその手を押し当てた。
やはり震える唇を必死に押し開きながら。いつの間にか、からからに乾いてしまった唇を舐めて湿らせ、私は満月を背に立ちすくむ彼を見上げる。
「……それ、なんて二次元?」
つまり。
これは私こと
私の意思とは関係なく、手が、指先が、小刻みに震える。
慌てて震えを止めようと、私は自分の頬にその手を押し当てた。
やはり震える唇を必死に押し開きながら。いつの間にか、からからに乾いてしまった唇を舐めて湿らせ、私は満月を背に立ちすくむ彼を見上げる。
「……それ、なんて二次元?」
つまり。
これは私こと