中1で父が他界。
遺産は0。
訳ありでお葬式に参列もかなわなかった。

異国の地で、娘ひとり育てることは
本当に大変。
働くようになって更に分かる。
母の苦労を思うと心がギュッとなる。

大好きな母、尊敬する母を
感謝すべき母を、
毒親だと認めたのは
社会人になってから。




「あんたも可哀想だけど、

 あんたのお母さんも可哀想な人だよ。

 あんたが理解してあげなさい。」


お婆ちゃんが私を諭した。


思うように商売がうまくいかない母、

生活がどんどん苦しくなっていて

子供ながらに私もそれを感じ取っていた。


そうだよね。

お母さんには私しかいない。

私が寄り添わないで

誰がお母さんを大切にするの。


お母さん大丈夫だよ。

私が全部何とかするからね。



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母を尊敬しています。

人に自慢したくなるような、

明るくて情深くて大胆な人です。

異国の地でシングルマザーの母は

一生懸命私を育ててくれました。


ただ、私がずっと抱えてきた葛藤を

勇気を出してここに残してみようと思います。