想い出のプラネタリウムに唇を落とす彼女の姿が目の裏に浮かぶ気がします。柔らかくて優しい記憶のはずなのに、胸が詰まるような、一瞬、息の仕方を忘れてしまうような苦しみが襲い掛かって。でも、散りばめられた星屑にピリオドを打てて良かったね、という気持ちもあって。最後はじんわりと胸いっぱいに温かさが広がっていきました。あの痛かった別れに私も、さよならの口づけをしよう。そんな前向きな気持ちが芽生えたと同時に心が軽くなっていくのがわかりました。
 ポラリスに願います。彼女とあなたがこれからの未来を幸せに過ごせますように、と。
 素敵な作品をありがとうございました