好きになってはいけない君へ

作者

行き詰まっていたときにふと聴こえた歌、それは俺が作った歌だった。

俺に無邪気に笑いかける君、それがたまらなく愛しくて。

俺たちの隣にはお互い別の相手が居るのに、溢れる想いは止まらなくて—。






“運命的”なんてそんな陳腐な言葉



並べ立てたって君には敵わない



夏の陽射しより強くて



冬の海よりも深い



そんな君の手を取って



君のことしか考えない僕を叱って



“君をずっと護ると誓うよ”