「ずっと一緒」そんな約束を交わすまでもなく、実力行使で私の隣を死守する彼と、そんな彼に囚われたままどうすることもしないまま、ただ彼を見つめるだけの私との、ちっぽけな恋の話。


「絶対一生、離してやんない」


少し目を細めて不敵に笑う彼は、

ゆっくりと私の髪を撫でながら今日も目一杯愛でる。


絶対無敵に見えるその振る舞いが、

今日も私をこの場に縛りつけ、


逃げていく気も、

逆らう気も、

ましてや嫌う気も、



全てを起こさせず

ただゆったりと彼の愛に身を任せ、



きっとずっと、

私は囚われたままの果実で、




彼に味わい尽くされるのだろう。




いつでも絶対王者

《さかの かずま》

坂野 和磨


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囚われの幼なじみ

《さいか ももな》

才賀 桃菜