人は他人の幸せを奪って、他人を不幸にして、幸せになる。なのに私は今まで散々人を不幸にしてきたというのに幸せではなかった。きっと私は神さえも呆れるほど強欲なのだろう。






"辛いという文字に1本線を足してごらん?"



"それは幸せという文字に変わる"





"ほら、前を向いて"




"君の辛いはすぐに幸せに変わるはず"






私は、その言葉を言われた時鼻で笑ってその人の喉笛にナイフを突き立てた。









Avengerの悠月のお話です。


Avengerを見なくても分かる話になっていますが、先にAvengerを見た方がもっと面白いかもしれません…