溶けて、消えて、無くなって、【完】

作者樋口藍花

交通事故で兄を失った高校生の陽太は、兄の恋人の華絵(かえ)と一緒に暮らしていた。
兄のいない現実を温もりで埋め合う2人だったが、ある日、陽太が不治の病である花餌(はなえ)を発症してしまう。
華絵を一人にしたくないが、華絵に自分の終わりを見せたくない。葛藤する陽太が選んだ2人の終わりは——

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小説企画

【 花の君に埋もれて死にたい 】