歳上の小説家に片想いをする紅葉。直球に好きだと伝えても、いつも彼には笑って軽くあしらわれてしまう日々。そんな彼女はある日、学校で〝王子〟と崇められる、同級生の男子に秘密を握られ、彼と秘密の契約をすることに。それからこの恋物語は、さらに複雑なものへとなって――。