光の始まりにはいつも君がいた。

作者pepe

彼女にとって彼は初めて自分の孤独に気づいてくれた大切な人。

彼にとって彼女は暗闇の中で一人うずくまっていた毎日に初めて光を当ててくれた人。

互いを想い合う、だからこそ不器用、しかししっかり一歩一歩未来へと歩み出す二人の物語。






私にとって生きることは償いだった。


過去に傷つけ、


悲しませてしまった人たちへの償い。



だから、

幸せになりたかったわけじゃない。




ただ───


──誰かを幸せにしたかった