細々とした私物がよく失くなる。自分がうっかりと失くした訳ではないと気付くと、今度は犯人の目的がわからず不安になった。そんな時、ひょんなことから通りがかりの青年が犯人を捕らえてくれた。どうやら青年とは、その日が初対面ではないらしく———