碧生は“ある人”の命令を受け、青藍高校へ転入することに。
そこには嫌いな白夜がいて…








「海の色は空の色」

と誰かが言った







空が暁色に染まれば海も暁色に


空が鈍色に染まれば海も鈍色に


空が茜色に染まれば海も茜色に






それを聞いた誰かが

「神秘的」

と言った







だけど、俺はそれを聞いて

「可哀想」

だと思った









海は自分の色を選ぶことさえ許されない













なんて窮屈な人生なんだろうか


そんな人生に生きる意味があるのだろうか














※BLではありません。

 しばらくアオイ目線のお話しをお楽しみ下さ

 い。

※たまーに、拙い性描写が入ります。

 18歳未満、苦手な方は読むのをお控えくださ

 い。


※キャラの性格たまに変わります笑

 力不足の青緑ですが、どうぞお付き合いくだ

 さいませ。