夢もない、特技もない。"普通”の私の前に現れた、眩しい君。
「…んーと、それはキスしていいって合図?笑」
「俺からしたら、平野の方がすごいと思うけどな」
高校最後の夏が、動き出す。









青い空も、眩しい太陽も、自分に向かって降り注ぐ。


そんな夏がくるなんて、思っていなかった。






この夏だけは、一生忘れない、忘れたくない。