君と過ごした日々は、どれも幸せでした。

作者桜井みちる

18歳の頃”不治の病”と診断される主人公音風羽花。
恋をしないと決めた羽花の目の前に現れたのは一つ上の茅ヶ崎湊。
恋をしないと決めた羽花と全てを支えると誓った湊。二人に訪れる、運命とは…

恋をするのが怖かった。すべては湊が、変えてくれた。

「私は幸せだった」

二人の恋の行方はーー…

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「恋は、もうしないって決めたの」


「それでも俺は、傍にいたいと思ってる」



あなたに出会って、あなたに恋をして

“生きたい”と、願ってしまった。



“不治の病”と診断された私が、

命を懸けて守りたいと思った、そんな“恋”




「私はーー…、これでいい。だからお願いーー…」



怖かった

誰かを愛すことが。

怖かった

誰かを想うことが。



すべて、あなたが変えてくれたんだよ



音風 羽花

×

茅ヶ崎 湊



ねえ、あなたは幸せでしたか?




公開 2021/3/30