言えない、言わない。

作者梓 希子

この恋を実らせたいなんて思っていない。なのになぜか、こんなにも苦しい。へらへらと笑顔を浮かべて、今日も幼馴染と好きな人を見つめている。








あいつを好きな君に、恋をしていた。