叶わない恋だとしても、君の笑顔さえあれば良かった。だけど、現実は酷く残酷に俺の中を蝕んでゆくーー。
ドアを開けると漂う独特な薬品とコーヒーの香り
中央の丸いテーブルに頬ずえをつき、花のように笑うお前
そこには、至ってシンプルに恋に落ちた俺がいた
「行かないでーーー」
※この作品は過去と現在を交互に書いております。
分かりにくいところもあると思いますが、ご理解いただけますと幸いです。