秀麗眉目、みんなに羨まれる彼氏、遥輝。

そんな彼氏と付き合っている“自分”
そんな他人からの評価でしか価値を見いだせないわたし。

時折、教師らしくないどこか冷めた目をする先生。

わたしたちの人生が重なった、ほんの一瞬のお話。


「理性が効かなくなるくらい好きになってほしかったの」











心なんか無くしてしまいたかった。

お人形になれたらいいのに、いつも決まった笑顔を崩さずに。なにも感じずに。



ほら、うちの制服を着せられて職員室の前に飾られたあの“リリちゃん人形”みたいさ?






「理性が効かなくなるくらい好きになってほしかったの」







*名前のミス、直しました!!



*SNSにて連載してたものを引っ越しさせてます。もしご存知の方いましたら、無断転載ではないのでご心配なく( ◜◡◝ )🍑