名前を呼ばない彼方

作者

ミステリアスほど惹かれてしまう

いつだってそう。わたしのことをわたしと呼び



酔った時だけ、そっと耳元で

甘くわたしの名を呼んだ。




彼方とのことは未だに夢だったのかと

思っているよ。