親から虐待を受け従兄妹家族に育てられた白井晴(シライハル)。暗い過去とは反対に笑顔で過ごす日々。

従兄妹のバーでバイトを始めたある日、いつも何処かしらに血をつけて来る常連の男、関東一の暴走族静龍(セイリュウ)の総長である橘花蓮(タチバナレン)と知り合う。

交わってしまった、二人の運命が行き着く…



いつも誰の血を付けてるの...?



ゆらゆらと上がっていくタバコの煙の向こうに見える赤く染まったシャツ




"強がんなよ"




低く、でも綺麗に透き通った声を持つ彼は




今日も大切な物を守る為にシャツを赤く染める