その隙間を埋めるためには

作者水瓶座




可愛いと人気の中津川さんは、


意外と面白い性格で、ギャップがすごい。





「諏訪君とお友達になれてよかった!すごい楽しい!」



「そりゃよかった。じゃあ、その手に持ってる水風船は置くよね」



「ぐふふ、これはね、3、2、


———いーち、あっ、!!」





勢い良く投げた水風船は、10メートル後ろを歩く教頭のカツラを掻っ攫っていった。